FXは副業禁止の会社員でもできる?
FXは副業禁止の公務員でもできる?
など副業禁止の場合にもFXに取り組むことができるか気になっていませんか。
結論から言うと、FXは資産形成が目的となるため、禁止されることはありません。
本記事では、副業禁止でもFXに取り組んでいい理由やFX取引を行うときの注意点、おすすめのFX自動売買について解説します。
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目次
FXは副業に当たらない
FX取引は、資本の投入により為替の変動を利用して収益を得る活動です。FX取引はサラリーマンやOLなどが趣味や資産運用の一環として行うことが多いです。
働いて対価を受け取るわけではないので、副業には当たらないと言えます。
公務員の場合にもFXは副業に当たらない
公務員の場合にもFXは副業に当たりません。
国家公務員と地方公務員それぞれの場合について詳しく解説します。
国家公務員で副業の禁止の場合
国家公務員は、次の国家公務員法に基づき副業が禁止されています。
国家公務員法 第99条:信用失墜行為の禁止
職員は、その官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
国家公務員法 第101条:職務に専念する義務
職員は、法律又は命令の定める場合を除いては、その勤務時間及び職務上の注意力の全てをその職責遂行のために用い、政府がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。
職員は、法律又は命令の定める場合を除いては、官職を兼ねてはならない。
職員は、官職を兼ねる場合においても、それに対して給与を受けてはならない。
国家公務員法 第103条:私企業からの隔離
職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。
国家公務員法 第104条:他の事業又は事務の関与制限
職員が報酬を得て、営利企業以外の事業の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、その他いかなる事業に従事し、若しくは事務を行うにも、内閣総理大臣及びその職員の所轄庁の長の許可を要する。e-Gov 国家公務員法より
営利目的の団体や活動に参加することは禁止されていますが、FXは資産形成が目的となるため、禁止されることはありません。
地方公務員で副業の禁止の場合
地方公務員は、次の地方公務員法に基づき副業が禁止されています。
地方公務員法 第38条:営利企業への従事等の制限
職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。e-Gov 地方公務員法より
国家公務員と同様となりますが、FXは資産形成が目的となるため、禁止されることはありません。
FX取引をするときの注意点
FX取引をするときの注意点は以下の通りです。
- 感情的にならない
- 企業の副業規定を確認する
- 確定申告をする
それぞれについて解説します。
感情的にならない
FX取引で利益を出すためには、感情的にならずに冷静に取引を行うことが大切です。
例えば、大きな損失が出た時に、すぐに取り返そうとしてリスクを増やすなどの行動をおこなってしまうと、損失がさらに大きくなる可能性が高まります。
また、短期的に勝ち続けた時に気が大きくなってしまい、大きなリスクをとってしまう可能性もあります。
FXで長期的に勝ちたい場合には、感情的なトレードをしないように心がけましょう。
企業の副業規定を確認する
働いている会社が副業を認めている場合でも、きちんと会社の副業規定を確認しましょう。
わからないことがあれば、人事担当者や上司に相談するようにしてください。
確定申告をする
FX取引による利益は雑所得となるので確定申告が必要です。
利益が20万円未満の場合には確定申告は不要ですが、利益が20万円を超えた場合、確定申告が必要となります。
また、損失が発生した場合にも確定申告を行うことで繰越控除を行うことができます。
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