FX自動売買を始めようと思ったときに気になるのが、「FX自動売買にはどのようなリスクがあるのか」ですよね。
実際のところ、FX自動売買には大損するリスクがあります。
そこで本記事では、FX自動売買のリスクと対処法について解説します。
できるだけリスクを抑えてFX自動売買を稼働させたい人は最後まで読み進めてくださいね。
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FX自動売買は大損するリスクがある?
結論から言うと、FX自動売買には大損するリスクがあります。
ただ、これは自動売買に限った話ではなく、FX取引全般に言えることです。
もちろん、自動売買やFXに関する知識を身につけておけば大損のリスクを回避することができます。
ここからはリスクと対処法について解説します。
FX自動売買のリスク
FX自動売買のリスクは以下の通りです。
- リスク①初期設定やパラメーターを間違える
- リスク②ソフトウェアのバグ
- リスク③レバレッジによる大損
- リスク④オーバーフィット
- リスク⑤データの遅延やスリッページ
- リスク⑥意図しない取引の発生
- リスク⑦為替の変動
- リスク⑧金利の変動
それぞれ解説します。
リスク①初期設定やパラメーターを間違える
まず、初期設定やパラメーターを間違えて設定してしまうリスクがあります。
FX自動売買で利益を出すためには、初期設定やパラメーターを正しく設定する必要があります。
パラメーターが間違っていると、期待している動作が行われず、損失を出す可能性があります。
初期設定時には、パラメーターが合っているかきちんと確認するようにしてください。
リスク②ソフトウェアのバグ
FX自動売買に限ったことではないですが、すべてのソフトウェアにはバグがあります。
特に、自動売買を自作した場合や、テストを十分に行なっていない第三者の自動売買を利用するときには、予想していない動作やエラーが発生する可能性が高いです。
きちんとテストを行ってから自動売買を稼働するようにしてください。
リスク③レバレッジによる大損
FX取引では、レバレッジを利用して少ない資金で大きな取引を行うことができます。
大きな利益を狙うことができますが、一方で大きな損失を出すリスクも高まります。
リスク④オーバーフィッティング
オーバーフィッティングは、過去の特定の期間の相場状況に合わせてコードやパラメータを最適化することを指します。
過去の特定の期間で過剰な最適化を行ったために、フォワードテストを行ったときや別の期間でパフォーマンスが低下します。
つまり、オーバーフィッティングが発生すると、実際の市場では期待通りの利益を出すことができないリスクが高まると言うわけです。
利用するEAにオーバーフィッティングが起きていないか、きちんと確認するようにしてくださいね。
リスク⑤データの遅延やスリッページ
リアルタイムの取引では、データの遅延やスリッページが発生する可能性があります。
スリッページは、注文が意図していない金額で執行されると言う意味です。
特にスキャルピング取引をしている場合にこのリスクは高くなります。
リスク⑥意図しない取引の発生
ソフトウェアのエラーや通信の障害、サーバーの問題などにより、予期しない取引が発生することがあります。
不具合が発生しないかどうかを確認するために、必ずデモトレードを行うようにしてください。
リスク⑦為替の変動
為替の変動そのものもリスクとなります。
どんなに優れたEAでも、予期しない大きな動きに対応するのは難しいです。
重要な経済データが発表されるタイミングでは自動売買の稼働をストップさせるなどの対応を行いましょう。
リスク⑧金利の変動
金利の変動もリスクとなります。
一般的に、中央銀行が金利を引き上げると、その国の通貨の価値が上昇する傾向にあります。
逆に、金利が引き下げられると、通貨の価値が低下することが多くなります。
EAが金利の変動を考慮せずにプログラムされている場合、予期しない市場の動きに捉えられ、損失を出す可能性が高まります。
FX自動売買のリスクに対する対処法
FX自動売買のリスクに対する対処法は以下の通りです。
- ①運用するストラテジーの内容を把握しておく
- ②自動売買をストップする選択肢も持っておく
- ③証拠金維持率に余裕を持たせる
それぞれ解説します。
①運用するストラテジーの内容を把握しておく
FX自動売買を運用するときは、運用するストラテジーの内容を把握しておきましょう。
理由としては、市場の動きや環境に対して、自動売買がどのように動くのかを事前に把握することができるからです。
また、ストラテジーの内容を把握しておくことで、自動売買が予期しない異常な動きをしているときにもすぐに気がつくことができます。
以下に一般的なストラテジーの内容をまとめました。
ストラテジー名 | 説明 |
トレンドフォロー | 市場が示すトレンドの方向に従って取引を行う手法。例:移動平均線を使用した取引など。 |
レンジ取引 | 市場が特定の価格帯で上下に動くと予想し、そのレンジの上限や下限で売買を行う手法。 |
ブレイクアウト取引 | 価格が特定のレベルを突破する瞬間を捉え、その動きに乗じて取引を行う手法。 |
スキャルピング | 非常に短い時間枠で小さな価格の変動を狙って繰り返し取引を行う手法。 |
ニュース取引 | 経済指標の発表や重要なニュースが市場に与える影響を予想して、その前後での取引を行う手法。 |
キャリートレード | 金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売ることで金利差益を狙う手法。 |
テクニカル分析ベース | チャートやテクニカルインディケーターを用いて市場の動きを予想し、その分析に基づき取引を行う手法。 |
ファンダメンタル分析ベース | 経済データや政治的な出来事など、マクロな要因を分析し、それに基づき取引を行う手法。 |
②自動売買をストップする選択肢も持っておく
どんなに優れた自動売買のシステムであっても、予期しない市場の動きやシステムエラー、ニュースイベントなどにより大きな損失が発生する可能性があります。
そのため、自動売買をストップする選択肢も持っておくようにしましょう。
必要なタイミングで自動売買をストップすることで、想定していない損失を防ぐことができます。
③証拠金維持率に余裕を持たせる
証拠金維持率とは、実際にFX取引をするために必要な証拠金に対する時価評価された投資資金の割合のことを指します。
証拠金維持率が高いということは、口座の残高に余裕があることを意味します。
証拠金維持率が一定の水準まで下がると、最終的にロスカットされてしまいます。
強制ロスカットは大きな損失が出るので、証拠金維持率に余裕を持たせることを意識してください。
自動売買を利用するときにおすすめの証券会社
自動売買を利用するときにおすすめの証券会社を3つ紹介します。
- HFM
- XM
- TitanFX
HFM
HFM(旧HotForex)は、2010年に設立された海外FX業者です。
「少額で取引を始めたい」「色々な銘柄に投資したい」と考えている投資初心者におすすめです。
XM
XMTradingは、2009年に設立された海外FX業者です。
海外FX業者の中でも非常に高い信頼性と安全性を誇っているので、「安全な海外FX業者を利用したい」「出金トラブルはできるだけ避けたい」と考えている人におすすめです。
TitanFX
Titan FX(タイタンエフエックス)は、2014年に設立された海外FX業者です。
日本人スタッフによるサポート体制が整っているので、英語に不安がある人でも安心して利用することができます。
まとめ
本記事では、FX自動売買のリスクと対処法について解説しました。
自動売買にはリスクがあります。
きちんとリスクを把握して自動売買を行うようにしてくださいね。
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