FXの取引で一定金額以上の利益が出た場合、確定申告を行う必要があり、そのために「年間取引報告書」という書類が必要となります。
HFMのMT4/MT5でダウンロードすることができ、確定申告で正確な収益を把握することができます。
しかし、そもそもいくらの利益で確定申告が必要なのかという点や、どれくらいの税金を支払うべきかなど、税金について知識がない方も少なくありません。
そこで本記事では、確定申告に関する基本知識に加え、HFMで年間取引報告書のダウンロード方法について解説します。
なお、HFMは取扱銘柄が1,000種類以上と非常に豊富で、口座開設ボーナスや入金ボーナスなどが付与されるため非常に優れた環境で取引が可能です。
口座開設をまだ済んでいない方は以下のリンクから簡単に手続きできるので、気になる方はチェックしてみてください。
目次
FXで確定申告はいくらから必要?
そもそも「確定申告」とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間で得た収入から支払うべき税金を確定するための手続きのことです。
確定申告が必要な方は、HFMを含めて海外FXの取引で利益を得た方で、以下の方が対象となります。
給与所得者 | 20万円以上 |
非給与所得者 | 48万円以上 |
会社員やパートで企業などで勤務している給与所得者は年間20万円以上の利益があると申告義務が発生します。
また、専業主婦などで給与を受け取っていない方は、非給与所得者となるため年間48万円以上の利益を得た場合に確定申告が必要となります。
なお、20万円以上で確定申告が必要となる給与所得者については、HFMなどの海外FX取引以外に、副業などで得た利益も合算されます。
そのため、HFMで15万円・副業で5万円といった場合でも確定申告が必要となることから、必ず取引履歴は把握しておく必要があります。
また、非給与所得者についても同様で、海外FX取引に加えて他の所得と合わせて48万円以上となる場合は確定申告が必要となるので注意しましょう。
確定申告を行う義務がある方は、確定申告期間内(2月16日から3月15日)に居住地を管轄している税務署に、確定申告書類を作成し提出しなければいけません。
もし、期間内に申告できなかった場合や、申告漏れがあった場合は、追徴課税などのペナルティが課される可能性があるので、義務がある方は必ず行ってください。
なお、確定申告で収入となるのは、1月1日から12月31日の間で決済済みのポジションによる損益が対象となるため、未決済で含み損や含み益を抱えている場合でも、それは計算の対象となるのでご注意ください。
HFMの年間取引報告書をMT4/MT5でダウンロードする方法
HFMで年間取引報告書をダウンロードする方法は、以下の手順で行います。
以上の手順でダウンロードすることができます。
HFM年間取引報告書の見方
ダウンロードした年間取引報告書の各項目の意味は、以下のとおりです。
Closed Transactions | 決済が完了しているポジション一覧 |
Open Trades | 保有しているポジション一覧 |
Working Orders | 注文中で未約定の注文一覧 |
Summary | 口座残高の詳細 |
これらの項目のうち、確定申告に関する項目は「Summary」に記載されている「Closed Trade P/L」部分です。
Closed Trade P/Lは、確定損益が記載されており、決済されたポジションの合計損益額を確認することができます。
もし、確定損益がマイナス表記となっている場合は、年間通して損失額の方が上回っていることを意味しているので、確定申告は不要です。
HFMの年間取引報告書の印刷方法
ダウンロードしたHFMの年間取引報告書を印刷する方法は、通常通りの印刷方法と同様です。印刷手順としては以下のとおりです。
確定申告の書類と一緒に紙で提出する場合は、ダウンロードした年間取引報告書を上記の手順で印刷して提出してください。
HFMの年間取引報告書の提出義務
HFMの年間取引報告書のダウンロード方法や印刷方法について解説しましたが、基本的には確定申告時に提出する義務はありません。
確定申告書類に利益を記載すれば、あとは提出するだけですが、税務署で確認した際に申告内容に不自然な点があると、提出を求められる場合があります。申告内容が不自然なケースは以下のとおりです。
- 利益に対して費用が多すぎる
- 他の所得より大幅に利益が多い
これらのケースで年間取引報告書の提出が求められる場合があるので、必ず提出の指示があった場合は、変な疑いをかけられないためにもなるべく早く提出することをおすすめします。
確定申告の注意点
HFMで利益が出た際に確定申告する場合、以下の点にご注意ください。
これらの注意点について、それぞれ解説します。
複数口座で利益が出た場合は合算して申告する
HFMでは1つのアカウントに対して複数口座を開設することができます。
複数開設した口座でそれぞれ自由に取引を行うことができ、それぞれの損益が確定申告の対象となります。
そのため、A口座で10万円の利益、B口座で10万円の利益が出た場合は、合計で20万円の利益として申告手続きが必要となります。
なお、A口座で20万円の利益、B口座で5万円の損失となった場合は、合計で15万円の利益となるため確定申告は不要です。
複数口座で取引した場合は、損益額の把握が複雑になるので、必ず年間取引報告書をダウンロードして計算するようにしましょう。
HFM以外の海外FXで損益がある場合は合算して申告する
海外FXは、それぞれの業者の損益額で確定申告を行うのではなく、利用したすべての業者の損益を合算して計算します。
そのため、HFMで10万円の利益、他社で10万円の利益があった場合は、合計20万円として確定申告が必要となります。
また、HFMで20万円の利益、他社で5万円の損失となった場合は、合計で15万円の利益となるため確定申告は不要です。
なお、海外FXと国内FXは所得区分が異なるため、国内FXと合算して確定申告することができないのでご注意ください。
HFMのボーナスは利益として計算しない
HFMでは、新規口座開設ボーナスや入金ボーナスといった豊富にボーナスが付与されていますが、これらのボーナスは「クレジット」として残高に反映されるため、利益には含まれません。
そのため、ボーナスで10万円を受け取ったとしても、それは利益として計算する必要がなく、年間取引報告書にも記録が残らないため、確定申告の対象外となります。
なお、利益にはならないものの、取引には使用できるので、入金額と合わせて余裕を持った状態で取引できるので是非活用したいサービスです。
ボーナスを使って取引を行い、そこで発生した利益は確定申告の対象となるので、その点は把握しておきましょう。
まとめ
ここまで、HFMの年間取引報告書と確定申告について解説してきました。
HFMのMT4/MT5では年間取引報告書をダウンロードすることで、年間の損益額を把握することができ、確定申告するための金額を一目で確認することができます。
確定申告が必要な条件などについても解説していますので、いまいち確定申告のことが分からない方は、熟読していただき申告期間に役立ててください。
なお、HFMは取引環境が非常に優れているため、トレーダー有利に取引を行うことができますので、口座開設がまだ完了していない方は以下のリンクから手続きしてください。